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5分でわかる!銀行融資の基本

Torikura
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1964年生まれ。大学院終了後、経営コンサル会社・不動産会社・会計事務所を経て独立するもあえなく失敗。独立資金1000万円を失う。経営は利益と資金がすべてであることを学ぶ。経営について1から学び2年間に2000冊以上の本を読破。独自の経営財務理論を極める。その後入社した資金繰りに苦しむアミューズメント会社の業績拡大に大きく貢献。独自の資金繰り・資金調達手法により売上倍増、借入金圧縮を実現する。さらに経営企画役員として新規事業・M&Aなどを成功に導く。M&Aの成功に伴い会社を退社して資金調達を支援するコンサルタントとして独立。自らの経験に基づき資金調達・資金繰りに悩む中小・零細企業の社長を支援する。 ■4A1枚の資料で資金繰りを改善しいつでも必要な資金を調達できる方法を教えます。■資金会計コンサルタント
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これから銀行融資を受けようと考えている経営者のために
ざっくりポイントをまとめてみました。
細かいノウハウを知りたいと思いますがまずは
こんな感じというところを押さえてください。

 

  • 銀行融資はどうやって決まるのか
  • 銀行融資が決まるまでの流れは
  • 銀行融資は準備で90%以上決まる?

 

 

銀行融資はどうやって決まるのか


銀行融資には必ず審査があります。
融資を受けるためには審査を通過しなければなりません。
経営者からするとこの融資審査がなんとなく
厳しく見えるので不安になります。

 

実際には融資を多く受けることができる会社と
融資を受けられない会社があります。
では両者の違いはどこにあるのでしょうか。

 

格付けで決まる融資

銀行は融資を判断するときに、決算書などの定量的情報と
経営者の能力や会社の将来性などの定性的情報を分析します。
分析した情報をもとに

  • 安全性
  • 収益性
  • 成長性
  • 流動性

などを判断し企業が継続して将来にわたり
返済が可能かどうか検証します。
検証した結果を総合的に判断して格付けを決めます。

格付けが低いと、新規の融資が受けられなかったり
融資対象にならないことがあります。
銀行融資を有利にするためには
格付けをあげることがポイントになります。

 

格付け判断には提出書類が重要です。
銀行融資はほぼ格付けで決まると言われています。

そして格付けを決めるのが決算書です。

必要な資金を必要なときに調達できる会社は、格付けが
高く決算内容も良い会社と言えます。
では決算書の数値ですべて決まるかというとそうではありません。

 

決算書の数値以外にも将来に向けた経営計画書や
経営者の資質・会社の強み・ビジョンなどさまざまな要素で
融資の可否を判断します。

 

したがって決算書以外にもさまざまな書類を通じて
銀行に自社をアピールしていくことが重要です。
最近は決算書の内容や保証・担保だけで判断するのではなく、
事業内容や成長可能性等も評価して行う事業性評価融資が
注目されています。

 

銀行融資が決まるまでの流れは


銀行融資は最終的に最終決裁者がイエスと言えばきまります。
融資額にもよりますが支店長や本店審査部が決裁をします。

 

流れとしては

会社

担当者

課長

支店長・本部(審査部)

 

という流れになります。

銀行の取引を円滑にすすめるためには
融資の審査ラインを知っておくと良いのではないでしょうか。

 

担当者との関係を良好にする

融資の決裁は支店長や本店となりますが
大きな力となるのが営業担当者です。
営業担当者が稟議書をあげなければ何にもはじまりません。
定期的な試算表の提出を行うことにより
日頃からコミュニケーションを取るように心がけましょう。

 

コミュニケーションを取るということは
自社のことをよく知ってもらうということです。

 

銀行員が知りたい稟議書に必要な情報とは

融資ウエイト 融資シェア

あなたの会社に対する銀行のポジショの確認です。
メインかサブか、新規取引など。

 

資金使途

なぜ資金が必要なのかを説明する項目でとても重要です。

 

金 利

格付け上位は低く、格付け下位は高くなります。

 

総与信・担保等

与信額(融資額)と担保保全額との差を確認します。
担保等でカバーできるのはどのくらいか。
自行のプロパー融資がいくらかなどを確認します。

 

 

銀行融資は準備で90%以上決まる?


インターネットが普及し電子化が進み
ペーパーレスが主流になっていますがまだまだ
100%とまではいかないようです。

 

特に銀行では慣例上書類でのやり取りが多く
稟議や決済などはペーパーレス化が進んでいないようです。
それだけに銀行から融資を受けるために必要なことは書類の準備です。
今後は変わっていくと思いますが現時点では事前に
書類をしっかり準備しておくことが重要です。

 

銀行に融資の依頼したり要望を
伝えたいときは必ず書類で行います。
あなたは銀行の担当者に口頭で伝えることがあると思いますが
経験上上手く伝わっていないことが多くありますので
注意してください。

 

書類で渡せば銀行に証拠として記録が残ります。
特に社印を押しておくとより公式的に書類として効果的です。

 

銀行との融資交渉は書類が中心であることを覚えておいてください。

 

具体的にどんな書類を渡すのか以下に記載しておきます。

  • 依頼事項をまとめた書類
  • 決算書(毎月の試算表)
  • 資金繰り表
  • 銀行取引推移表
  • 経営計画書(経営改善計画書)
  • 売上・販売管理費などがわかる明細書
  • 自社の製品・商品・サービスなどのパンフレット・チラシ等

 

 

まとめ


銀行と融資を交渉する前に知っておくと
役に立ち基本的な知識について説明しました。
以下記事のポイントをまとめておきますので参考にしてください。

 

  • 銀行融資を決めるのは格付けです。
  • 格付けをあげることが銀行融資を成功させます。
  • 銀行融資が決まるまでの流れを理解しておきましょう。
  • 銀行融資には支店決裁と本店決裁がある。
  • 稟議書内容を理解して融資に役立つ情報を提供しましょう。
  • 銀行融資を成功させるためには書類作成などの事前準備が重要です。
  • 今でも銀行内は書類文化が根付いているので書類を銀行融資交渉に上手く活用しましょう。

 

 

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1964年生まれ。大学院終了後、経営コンサル会社・不動産会社・会計事務所を経て独立するもあえなく失敗。独立資金1000万円を失う。経営は利益と資金がすべてであることを学ぶ。経営について1から学び2年間に2000冊以上の本を読破。独自の経営財務理論を極める。その後入社した資金繰りに苦しむアミューズメント会社の業績拡大に大きく貢献。独自の資金繰り・資金調達手法により売上倍増、借入金圧縮を実現する。さらに経営企画役員として新規事業・M&Aなどを成功に導く。M&Aの成功に伴い会社を退社して資金調達を支援するコンサルタントとして独立。自らの経験に基づき資金調達・資金繰りに悩む中小・零細企業の社長を支援する。 ■4A1枚の資料で資金繰りを改善しいつでも必要な資金を調達できる方法を教えます。■資金会計コンサルタント
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