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【はじめての銀行融資】社長が知っておくべき融資の手順とは

 
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有限会社ラインドック代表取締役/プロが集まる公式LINE集客研究所「PROL」運営/経済産業省認定 経営革新等支援機関レグルス経営研究所代表
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中小企業の場合 銀行融資の交渉は
社長が行うことが多いのではないでしょうか。
特にはじめての銀行融資は何をしたらよいのか
わからないのでとても不安です。

 

今回の記事は銀行融資の流れと注意点について
説明します。これから銀行融資を受ける予定が
ある人はぜひ参考にしてください。

 

  1. 銀行融資担当者との面談相談
  2. 銀行融資を申し込む
  3. 銀行融資担当者が行内稟議書を作成する
  4. 銀行融資審査の可否が決定される

 

 

銀行融資担当者との面談相談


資金需要(運転・設備資金)が発生あるいは
近い将来発生が予想される時点で融資担当者に相談します。

 

新規の場合は普通預金口座がある支店窓口に相談しますが
可能であればすでに融資を受けている会社の経営者などから
銀行を紹介してもらうのがベストです。

 

基本的には面談相談となりますが事前に
必要となる資料や申込書類を準備しておきましょう。
資料を準備できていない(あっても決算書・試算表程度)社長さんが
多くいますがそれだけでは印象が悪くなります。

 

言われてから都度資料を準備するのではなく
できる限り一度にまとめて提出して融資担当者の
手を煩わせないようにすることが会社の評価を上げ
融資を受けやすくするポイントです。

 

 

新規融資の場合はすでに融資を受けている会社の社長や
顧問である会計事務所、商工会議所などに
融資可能な銀行などを紹介してもらいましょう。

 

 

直接銀行の窓口(最低銀行口座は開設しておく)に
相談してもよいにですがはやり紹介してもらう方が
有利になるのでますは紹介を通じて銀行融資取引を
開始することを目指してください。

 

 

銀行融資を申し込む


すでに融資取引があれば現状の業績から
ある程度融資担当者レベルで融資の感触がわかります。
融資担当者があまり積極でない場合、融資は難しいと判断できます。
新規取引の場合も融資担当者の対応(積極的か消極的か)を
見れば融資の可能性がわかります。

 

既存も新規も融資担当者がいけると思えば
資料準備を促し資金使途や融資金額を積極的に
聞いてきますがそうでない場合は具体的な話に及ばず
遠回しに断られます。
(今期の決算を見ましょうとか先延ばしされます。)

 

 

融資担当者の顔色をうかがいながら
状況を判断し融資を申し込みましょう。
融資は審査が通過し決済が下りなければ
実行されないので融資承認されるために必要な
資料をしっかり準備して作成しましょう。

 

 

どんな書類を準備したらよいかは
次の章で説明します。

 

 

銀行融資担当者が稟議書を作成する


担当者の感触がよく申し込みを応諾してくれれば
融資担当者が稟議書を作成し銀行内の承認をもらうことになります。

 

いくら融資担当者が融資したいと思っても、
上司・課長・支店長・本店審査部がYES
といって融資審査を通過しなければ融資は実行されません。

 

 

融資担当者が稟議を作成し承認が得られように
必要書類や自社情報を提供します。
融資担当者に催促されてから資料を提出するのではなく
事前に準備をしておき融資申込時に
提出できるようにしておきましょう。

 

事前に準備すべき主な書類を記載しておきますので参考にしてください。

  • 決算書
  • 資金繰り表
  • 試算表(決算以降の業績推移)
  • 銀行取引推移表
  • 経営計画書(事業計画書)
  • 設備等の見積書(設備資金融資の場合)
  • その他資料(売上に関わる明細資料や経営計画書などの根拠となる売上・販売管理費などの資料)

 

融資担当者はあなたとの面談などを通じて
あなたの会社の状況を把握していますが
担当者以外で融資審査をする人は必ずしも
あなたの会社のことをよく知っているわけではありません。

 

むしろ知らないと思います。

 

融資担当者の作成した稟議書と付属書類の
資料のみで融資の可否を判断します。
それだけに上記の書類がわかりやすく客観的な根拠を
持っているかが重要になります。

 

融資の可否を大きく左右する部分でもあるので
ただ単に書類を提出するのではなく
重要性を認識してしっかりと準備作成してください。

 

 

ちなみに稟議書には下記のような項目が記載され回覧されています。

  • 他の銀行に対する融資ウェイト・融資シェア(メインかサブか)
  • 資金使途
  • 金利
  • 融資額と担保保全額

 

 

 

 

銀行融資審査の可否が決定される


融資担当者が起案した稟議書が1~2週間審議され
最終的に融資の可否が決定されます。
融資金額や稟議内容によっては支店決裁・本社決済などの
違いがありさらに時間がかかる場合があります。

 

不明な点の確認・追加資料提出などがあれば
融資担当者経由で連絡があります。
稟議内容に問題なければ決裁されますが
内容に問題があれば否決されることがあります。

 

また条件付きで融資が可決されることもあります。

 

融資審査が否決された場合は融資担当者に理由を確認しましょう。

どの部分が悪かったかわかれば、次回はそこを改善することにより
融資を受けられる可能性が高まるからです。

自己資本比率が低い・事業の妥当性が低いなど
具体的な理由を聞いておきましょう。

 

 

稟議が承認されれば融資の契約・実行になる


融資の承認が下りれば契約締結後に融資が実行されます。
融資の承認が下りればすべて完了というように考える経営者は多いと
思いますが銀行取引約定書や金銭消費貸借契約書などの内容を
しっかり確認しておきましょう。

 

知らなかったといっても契約書に記載されていることは
絶対ですから面倒がらずにチエックしてください。
のちのちトラブルになるケースに発展することも
あるので十分注意してください。

 

 

融資実行後の定期的な実績報告が重要になる

一度融資を受けてしまえば次の融資まで
ほったらかしという社長が多いのですが
融資実行後は自社の業績や営業の近況を
社長自ら定期的に報告しましょう。

 

そうすることで銀行との信頼関係は非常に強まります。
可能であれば毎月、少なくとも3カ月に1度
四半期ごとに業績を報告しましょう。

 

報告内容資料は試算表とA4用紙1枚の
箇条書き程度の報告書で十分です。

 

重要なのは社長自ら資料を持参して説明することです。

このような小さな行動の積み重ねが次回の融資や
緊急時の運転資金融資などにつながり
会社の財務環境を強化することができます。
(都合の良いときだけ銀行に依頼するのではなくいつでも
必要な時に必要な資金を借りられる関係を目指しましょう。)

 

 

まとめ


銀行融資実行までの流れは

  1. 面談相談
  2. 融資申込
  3. 稟議書作成
  4. 融資審査
  5. 融資契約
  6. 融資実行

という流れが一般的です。

 

融資を円滑に獲得するポイントは
面談相談・融資申込・稟議書作成までに
自社の情報・資料を提出し融資担当者に
しっかりと熱意のある稟議書を作成してもらうことです。

 

そのためには社長であるあなた自身が
熱意をもって融資担当者に説明することが重要です。

 

融資担当者の稟議書しだいで融資審査が
決まると言っても過言ではありません。
融資担当者まかせにせずあなたの将来に対する思い
自社に対する考えをしっかり伝えてください。

 

またせっかくの銀行融資取引ですから
融資を獲得することを最終目的とするのではなく
そこを起点に銀行との取引関係を中長期的な視点で
強化していってください。

 

銀行との関係が強化されれば
あなたの会社が必要なタイミングで
必要な資金額を借りられるようになるでしょう。

 

 

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